学期末試験について 

学期末試験の範囲と内容を教えてほしいという要望がいくつかコメントに出ていたので、ひとまずブログでお答えします。

 (1)教科書Different Voices Chapter 1-5
*記事本文:単語・熟語など語彙に関する設問、リーディング(速読速解力と内容把握力)がどれだけ身についたかを見る設問
*リスニング・エクササイズ:教科書に付属のCDを活用して、ここを最も重点的に勉強してください。設問は、教科書のエクササイズをそのまま出すものと、これらをアレンジした応用問題と、両方の形式で出します。
*英作文のエクササイズ:ここからも少し問題を出します。授業でも何度か言ったように、記事本文で出て来た「使える表現」を自分でも使いこなせるようにする、というのを目標のひとつに考えていたので。ここに取り上げられている表現を応用して、自分で文章を作れるようにしておいてください。
*授業で何度か行った確認テストは、学期末テストではこういうところを確認する問題を出しますよ、という「お知らせ」の意味もあります。確認テストで自分が出来なかったところをチェックするとともに、確認テストの形式を参考に試験対策をしてください。

(2)発音のプリント:日本語と英語の発音の違いを音声学的・体系的に学び、それをリスニング力強化に役立てる、というのも、この授業の眼目のひとつでした。したがって、これも学期末テストでは重要な設問事項になります。試験時間中に私が発音するものを聴き取ってもらう形式が主となると思います。

(3)Ally McBealのプリントと聞き取り:これについては、どうすべきかずっと考えていた(*下記注を参照)のですが、リスニングの応用問題として、少しだけ出題しようと思います(100点満点中の10-15点分くらい)。設問形式としては、私が下線を引いてピックアップしておいた、「ぜひ自分でも使えるようにしてほしい表現」のうち、特に、発音プリントで取り上げた重要項目が重なっているような箇所、こういうところを、私の発音を聞いて書き取ってもらうか、または実際のDVD音声で書き取ってもらう形式にすると思います。ただし、あくまで試験全体の一割程度ですから、Allyに特に興味のある人、応用問題までぜひチャレンジしたいと思う人が、この部分まで勉強してくれればよいです。それ以外の人は、上記の(1)と(2)を一生懸命やってください。

(*注)最初は、Ally McBealは、英語に対して親しみをもってもらいたいというのが何よりの目的で、どちらかといえばお楽しみのデザートのようなものとして始めたもので、試験の形式にはあまりなじまないかなと思っていました。
ですが、教科書よりも、Allyの方が英語の勉強が楽しくなる、授業に身が入るというふうに感じている人が多いと判断し、授業後半はAlly McBealを中心に授業を進めることにしました。何より英語を好きになってもらうということを優先したからです。(英語の勉強は大学の2年間だけで完了するものではなく、実際には、その後も自分で続けていくことこそが重要で、ひとクラスに60人もいる今の横国大の英語教育形態のもとでは、英語への興味や好奇心、親しみを高めてもらえるようにすることも、大きな目標のひとつにすべきだと私は考えています。)
そんなわけで、後半はAlly McBealを中心とした授業を行ったので、その成果を目に見える形で確かめたい、と思う人のために、ここからも少しは試験に出した方がよいかもしれない、という結論に達しました。

*****学期末試験、試験全般について、私の思うこと*******
私は昔から、試験というのは「必要悪」で、「試験のために」勉強するというのは、本来あるべき学習態度ではないという考えが頭にあります。そのために、これまで学生のみんなから、「試験の形式について教えてください」と言われると、つい「試験なんてそんなに気にしなくても大丈夫よ」とか、「まだ決めていないのではっきりしたことは言えません」とか、曖昧に答えてしまう傾向がありました。

ですがよくよく考えると、学生の人たちにとっては、やはり試験というのは自分の成績を左右するという意味で重大なものだし、特に最近始まったGPA制度の影響のもとにある人にとっては、重圧を感じるものだということも分かります。
そうだとすれば、私の曖昧な答え方は、不適当だったかもしれないと反省し、今回は、私の試験に対する理念を説明した上で、試験の範囲と形式をできるだけ詳しく知らせることにしました。
私の試験に対する理念というのは、試験とは授業で取り上げたことをどれだけ理解したか、授業で進めた勉強法をどれだけ実践していたかを確かめるものであり、また学生各自にとっては、自分の不足していた点を知り、それを今後の学習に生かすためのものである、というものです。
試験は今後の学習に生かすためのものだという考えからすると、本当は、学期末試験のように、「やりっぱなし」で、生徒に返却もなされない試験は「片手落ち」なのですが、まあ今の大学のシステムでは、学生の成績をつけるためにどうしても必要なものなのでしょうし、学生の人たちに学期末試験を返却したいと思っても、それがなかなか難しい状況なので、これはこれで仕方ないとあきらめています。
ただ、授業の合間合間に確認テストをしたのは、そうした、試験本来の目的(と私が考えるもの)を実践するためです。確認テストは全て一人ずつ採点し、直すべき点は赤も入れて直したにもかかわらず、それを持ち帰ろうともしない人が多かったのには、かなり寂しく残念な思いをしましたが、自分のテストを持ち帰った人たちは、それを活用して、学期末試験や今後の勉強に役立ててほしいと思います。

長い書き込みになり、失礼しました。あしからず・・・
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by mowaki93smile | 2006-01-29 01:39 | 英語IIL(後期)・連絡事項  

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