英語期末試験で間違いの多かった箇所についての解説

I-4 (男女二人による英語の会話を聞いて、その内容に関する英語の質問に英語または日本語で答える問題)の解答(英語によるもの)で、複数の人に共通している間違いがいくつかあったので、それについて解説しておきたいと思います。

I-4 (A)-(1) (質問文:)Why does the woman express her surprise when she hears that the man went to the Nature Observation Center last weekend?

(模範解答:)Because she didn't know that the man was interested in nature walks.

(多く見られた間違い:)
(1) be interested in ~ (~に興味を持つ) が、be interesting in という形になっている。
 → interestという動詞の意味は、「〔人に〕興味を持たせる」 で、
たとえば「私はジャズに興味があります」といいたいとき、I am interested in jazz.
のように、一種の受動態(=be +過去分詞)の形にする必要があります。
   I am interesting in jazz. という形はありません。
   He is an interesting person. An interesting bookなどの例では、このinterestingは形容詞として使われています。「興味を持たせるような」という意味で、そこから「面白い」〔興味深い」という日本語の訳語が出てくるわけです。

 これと同様の使い方をする動詞は他にもたくさんあります。(例:be surprised, be amazed, be movedなど)

(2) she didn't know that he was.... 
  英語では、文全体の主語+述語動詞の時制(上の文ではshe didn't know)と、that節でくくられた従属文の主語+述語動詞の時制(上の文ではhe was...)をあわせるという決まりがあります(=時制の一致)。
 したがって、ここを"she didn't know that he is..."とするのは、文法的には間違いです。ただし、実際に自分が会話をするときには、そうした細かい決まりを気にしすぎる必要は〔特に初心者のうちは〕あまりないと思います。
 時制が一致していなくても、たいていの人は文脈で判断してくれますし、英語で会話をする際には、そうした文法上の完璧さよりも、自然なリズムや速度の方が重要な要素になってきます。細かい文法にこだわりすぎて英文を話す速度が遅くなったり、英語で話す自信を失ったりするのは本末転倒ですから。
 ただし、ビジネス文書、英語の論文、そしてメールや手紙など、英語を「書く」際には、やはり正しい文法で書けることが重要です。書かれた文章で文法の間違いがいくつかあると、それだけで信頼感を損ねたり、失礼な印象を与えたりしかねないからです。

I-4 (B)-(1) (質問文:)Why did Mr. Yoshida approach the woman the other day?
(模範解答例:)Because he wanted to ask if she was having any trouble with her relatiohships.

多く見られた間違い:
(1)he wanted to ask if she was... とすべきところを、he wanted to ask that she was... としている。(if が that になっている。)

*Aさんが(Bさんに)「・・・ですか」と尋ねた
という形の文章は、必ず、A-san asked (B-san) if ...  というふうに、つなぎの接続詞にはifを使う決まりになっています。

(2)また上記の箇所を、askを用いた文章ではなく、「彼は彼女が人間関係で困っていると思ったから」という意味の英文で答えた人も何人かいましたが、この場合にもかなりの割合で共通の間違いが一点見られました。(この答え自体は、意味がとれているので正解としました。ただし文法上のミスの減点は行いましたが。)

その典型的なミスの例は、以下のようなものです。
Because he thought that she was having any trouble with her relationships.

この文の何がいけないか、わかりますか? 
・・・そう、anyが間違いです。
ask if...の形の文と異なり、この文はthat節の文章がもともと平叙文(=質問文ではない、普通の文章のこと)なので、anyをこのような形や意味で使うことはできませn。
anyは通常、疑問文と否定文のみで使用する。ただし、I'll do anything for you.のように、「何でも」という意味で使うときはまた別。

正しい文: Because he thought that she was having trouble with her relationships.

なぜtroubleに冠詞がついてないんだろう?!・・・と疑問に思った人は、辞書を引いてください。


以上です。
[PR]

by mowaki93smile | 2006-03-02 16:12 | 英語IIL(後期)・連絡事項  

<< 最終成績評価について 英語IIL期末試験&成績評価について >>