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最終成績評価について

期末試験の平均点は、68点でした。
思ったより平均点が高いと思う人が、もしかすると多いでしょうか? 「難しかった~」という声をけっこう聞いたので。
リスニングが中心の試験だったので、全てきちんと聞き取れた問題が少ないということで少々不安を感じた人もけっこういたかもしれません。
しかしこれはTOEICやTOEFLのように機械的に見る試験ではなく、あくまで授業の期末試験です。ですので、一つ一つの問題についてall or nothingのような採点をするのではなく、ある程度まで聞き取れたり理解できたりしていれば、部分点を与えるという形で採点しています。そのように採点した結果、68点というかなり高い平均点になりました。

シラバスに書いてあるとおり、出席点4割と期末試験6割ということで最終成績を出したところ、
受講者数64人、そこから放棄者8人(出席なし7人+期末試験未受験者1人)をのぞいて56人のうち、
優(80-100点) 18人(うち90点以上7人)
良(70-79点) 15人
可(60-69点) 11人
準可(50-59点) 9人
不可(49点以下) 3人

という内訳になりました。
期末試験を受けたのに不可となった3人のうち1人は、学期初めに期末試験の点だけで成績をつけるというオプションに申し出をしていた人ですが、残念ながら期末試験の成績が基準をかなり下回ってしまったので、不可としました。あとの二人は、試験の点数がやはりかなり低かったことと、それに加えて出席回数もかなり少なかったため、救済措置を講じる余地なしと判断し、不可としました。

以上、成績評価の基準とその結果ともに妥当なものだったと考えていますので、救済措置の要望等にはいっさい応じられません。
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by mowaki93smile | 2006-03-02 16:48 | 英語IIL(後期)・連絡事項  

英語期末試験で間違いの多かった箇所についての解説

I-4 (男女二人による英語の会話を聞いて、その内容に関する英語の質問に英語または日本語で答える問題)の解答(英語によるもの)で、複数の人に共通している間違いがいくつかあったので、それについて解説しておきたいと思います。

I-4 (A)-(1) (質問文:)Why does the woman express her surprise when she hears that the man went to the Nature Observation Center last weekend?

(模範解答:)Because she didn't know that the man was interested in nature walks.

(多く見られた間違い:)
(1) be interested in ~ (~に興味を持つ) が、be interesting in という形になっている。
 → interestという動詞の意味は、「〔人に〕興味を持たせる」 で、
たとえば「私はジャズに興味があります」といいたいとき、I am interested in jazz.
のように、一種の受動態(=be +過去分詞)の形にする必要があります。
   I am interesting in jazz. という形はありません。
   He is an interesting person. An interesting bookなどの例では、このinterestingは形容詞として使われています。「興味を持たせるような」という意味で、そこから「面白い」〔興味深い」という日本語の訳語が出てくるわけです。

 これと同様の使い方をする動詞は他にもたくさんあります。(例:be surprised, be amazed, be movedなど)

(2) she didn't know that he was.... 
  英語では、文全体の主語+述語動詞の時制(上の文ではshe didn't know)と、that節でくくられた従属文の主語+述語動詞の時制(上の文ではhe was...)をあわせるという決まりがあります(=時制の一致)。
 したがって、ここを"she didn't know that he is..."とするのは、文法的には間違いです。ただし、実際に自分が会話をするときには、そうした細かい決まりを気にしすぎる必要は〔特に初心者のうちは〕あまりないと思います。
 時制が一致していなくても、たいていの人は文脈で判断してくれますし、英語で会話をする際には、そうした文法上の完璧さよりも、自然なリズムや速度の方が重要な要素になってきます。細かい文法にこだわりすぎて英文を話す速度が遅くなったり、英語で話す自信を失ったりするのは本末転倒ですから。
 ただし、ビジネス文書、英語の論文、そしてメールや手紙など、英語を「書く」際には、やはり正しい文法で書けることが重要です。書かれた文章で文法の間違いがいくつかあると、それだけで信頼感を損ねたり、失礼な印象を与えたりしかねないからです。

I-4 (B)-(1) (質問文:)Why did Mr. Yoshida approach the woman the other day?
(模範解答例:)Because he wanted to ask if she was having any trouble with her relatiohships.

多く見られた間違い:
(1)he wanted to ask if she was... とすべきところを、he wanted to ask that she was... としている。(if が that になっている。)

*Aさんが(Bさんに)「・・・ですか」と尋ねた
という形の文章は、必ず、A-san asked (B-san) if ...  というふうに、つなぎの接続詞にはifを使う決まりになっています。

(2)また上記の箇所を、askを用いた文章ではなく、「彼は彼女が人間関係で困っていると思ったから」という意味の英文で答えた人も何人かいましたが、この場合にもかなりの割合で共通の間違いが一点見られました。(この答え自体は、意味がとれているので正解としました。ただし文法上のミスの減点は行いましたが。)

その典型的なミスの例は、以下のようなものです。
Because he thought that she was having any trouble with her relationships.

この文の何がいけないか、わかりますか? 
・・・そう、anyが間違いです。
ask if...の形の文と異なり、この文はthat節の文章がもともと平叙文(=質問文ではない、普通の文章のこと)なので、anyをこのような形や意味で使うことはできませn。
anyは通常、疑問文と否定文のみで使用する。ただし、I'll do anything for you.のように、「何でも」という意味で使うときはまた別。

正しい文: Because he thought that she was having trouble with her relationships.

なぜtroubleに冠詞がついてないんだろう?!・・・と疑問に思った人は、辞書を引いてください。


以上です。
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by mowaki93smile | 2006-03-02 16:12 | 英語IIL(後期)・連絡事項  

英語IIL期末試験&成績評価について

英語IILの試験の採点とそのデータの打ち込み、これまでの出席データの打ち込みと合わせての最終成績評価の作業がようやくすべて終了しました。

試験の採点をしていて気がついたことがいくつかあるので、報告しておきます。

(1)ひとつめは、私の問題作成に一点ミスがあったこと(申し訳ありません)。
II-2(最後の英単語並べ替えによる英作文の問題)の3)で、並べ替える単語のリストに入れるべき単語(to)がひとつ抜け落ちてしまっていたのです。
問題文は、

彼女の言ったことは私にはよく分かりました。以前同じような経験をしたことがあるからです。

で、これを与えられた単語を並べ替えて作ったときの正しい英文は、

What she said made perfect sense to me because I have had the same experience before.

なのですが、単語リストは
What [because / before / experience / I / have / had / made / me / perfect / said / same / sense / she / the].

となっていて、”to”が抜けてしまっていたことに、採点しはじめるまで気がつきませんでした。

おかしいなと思った人もきっといたと思うのですが、質問するだけの確信がもてずにそのままにしてしまったということでしょう。いずれにせよ、私のミスです。本当にすみませんでした。
toなしでこの文を完成させるとすると、唯一ありうるかもしれないパターンは、"made me perfect sense" かなと思ったので(実際そのような文を作っていた人が多くいました)、English native speakerの友人にそういう言い方もできるかどうか尋ねてみたところ、「それはない」という返答でした。
やはり、この表現は"make sense"でひとまとまりで、「〔人〕にとって意味を成す/分かる」という意味にするときは、 "make sense to 人"という形にしなければならないようです。

ということで、採点に関する結論としては、この問題は採点対象からはずし、II-2の残りの2問の配点を各2点から各3点に変更して、調整を行いました。

以上、私のミスの報告とそれに対するお詫びでした。また、この問題を解いたことで、"make me sense"という言い方があると思ってしまった人がいるかもしれないのですが、それは誤解ですので、どうか正しい表現のほうをここで確認して覚えてください。この書き込みをここまで読んでくれた人は、どうか周りの友人たちにもこの件を教えてあげてください。お願いします。


(2)多くの人が間違えていた問題がいくつかあるので、それについての解説をしたいと思います。
ただこれから会議なので、また後でもう一度戻ってきて、別項目として書き込みを行います。

(3)クラス全体の成績評価をつけてみての報告と感想
これも後で書き込みます。

とりいそぎ、ここまでで投稿します。
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by mowaki93smile | 2006-03-01 16:36 | 英語IIL(後期)・連絡事項